長野市 スポーツ時の長引く痛みの原因は日常生活にある場合も
スポーツでのけがや痛み(スポーツ傷害)は、大きくスポーツ外傷とスポーツ障害に分類されます。
〇スポーツ外傷→スポーツ活動中に起こった急なケガ(捻挫、打撲、骨折、挫傷、肉ばなれなど)
〇スポーツ障害→部分的に繰り返しの負荷がかかり続けて痛みがでてくる慢性的な症状(テニス肘、野球肩、シンスプリント、膝蓋靭帯炎、疲労骨折など)
スポーツの怪我(スポーツ傷害)のうち、ある程度予防できるのがスポーツ障害(慢性的症状)です。
その理由は、結果的に痛みが出ているところ(テニス肘であれば肘の外側)に繰り返しの負荷がかかり続けることで痛みとして出てくるわけです。
究極の選択は、そこを使わなければ痛みは楽になってきます。
しかし、スポーツをしている以上はそうゆうわけにはいきませんね。
初期の痛みというものはレントゲンやMRI検査などでも判断できないことも多く、ましてや痛みは目にみえないため、他人からは理解されないことも少なくありません。
特に学生の部活動の場合は、休養が必要な場合で誰も休んでいないから自分だけ休むわけにはいかない、または先生が休ませてくれないなど、周囲の環境に大きく左右されます。
社会人の方でも好きなスポーツを休むのは嫌だ、記録を更新したいから痛みを我慢して練習してしまう、などといったことは珍しくありません。
そこで、スポーツ障害の予防には練習前後のケア(準備運動や運動前後のストレッチなど)が重要になってくることはご存知だと思います。
長引くスポーツ障害を本気で治したいと思われる場合は、
日常生活に目を向ける
痛みを出している問題が見つかることがあります。
主にスポーツ活動をする時間は、少ないひとで1時間、多いひとでも3、4時間くらいではないでしょうか?(プロの選手はこれに当てはまらないと思いますが)
運動をしていなくても筋肉は使われています。
ただ座ったり立ったりしている時にも姿勢保持筋といって、身体が傾かないように前後・左右の筋肉がそれぞれ緊張を保つことによって体を保持することが可能になります。
この姿勢を保つ際に、ある一定の部分の緊張が強かったり、伸ばされ続けることで、筋膜や筋肉、関節などにゆがみが出てきます。
日常生活では、なんとも感じなくてもスポーツ活動となると、動きがダイナミックになる分だけ負担が大きくなります。
この負担を準備運動や運動後のクールダウンで予防出来ているうちは、それほど不調や痛みは感じにくい状態ですが、疲労の蓄積やオーバーユース(使い過ぎ)がでてくると違和感や痛みとして感じる可能性が高くなってきます。
スポーツ競技の特性により多く使われる部分や、負担がかかる部分というのは人それぞれに差が生じます。
しかし、日常生活の座位や立位、歩くなどの基本動作はみんな行います。
長引くスポーツ障害でお悩みでしたら、この基本動作から見直してみるのも改善のヒントにつながるかもしれませんよ。
今回はこれくらいにします。
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