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長野市 体は痛いけど【整体に行くと負けになる】という考え

【整体に行くと負けになる】という考え

【整体に行くと負けになる】これは、お恥ずかしいのですが昔の自分の考えでした。

 

負けず嫌いというか、我慢くらべといいますか・・・まだまだ若かりし頃には、ちょっとした捻挫やけが、体が痛くてもそれを言ってしまうと自分の負けだと思い込んでいました。

 

当時のわたしは、このような考えだったので病院はもとより、整骨院や整体に行くなどもっての他、自分の体は自分で治す、というか自然に治ってくれていました。
(今は違いますけど)

 

時代背景もあると思いますが、今振り返ると本当にお恥ずかしい話です。

 

では、なぜこのようなことをお話しするかというと、おそらく今でも私のような考えで病院や整体院などの治療院嫌いの人がいるのではないか、ということに気付いたからです。

 

こんな考えが多くみられるのは、
学生や、学生時代にばりばりスポーツをやってきた20代くらいの方で、あまり病院や整体院などの治療院に行った経験を持っていない方です。

 

・体を痛めてしまったけど、我慢して練習しているうちに痛みがなくなった。
・怪我はしたけど、運動を続けることができた。

 

このような経験をしている方は、社会人になった後も「ちょっと体は痛いけど我慢すれば治る」といった思考が働きやすいと考えられます。
(私も含めて、多くの施術をさせていただいた経験上)

 

これはこれで、その後体が大丈夫であれば問題ありません。

 

しかし、気をつけて頂きたいのは、スポーツをやめて柔軟性や筋肉が落ちてきた時です。(概ね30~40代くらい)

 

今まで運動を続けてきたけど腰や膝の痛みもなく、大丈夫だった。だけど最近「車の乗り下りや、前にかがむと腰が痛くなる」「ちょっと走っただけで膝が痛くなる」

 

こんな症状が出ている時には、腰や膝を支える筋力が低下してきていることが考えられます。

 

筋肉がしっかりしていて、しっかり関節を支えることができていると多少の負荷では痛みを感じにくいものです。

 

しかし、筋力がおちてきて関節を支える力が弱くなると、今までは耐えられていた負荷に対しても痛みを感じやすくなります。

おまけに柔軟性も低下しているとなおさらです。

 

少しだけその理由をお話しすると、
外側と内側の筋肉のバランスが崩れていることが原因になっています。

 

内側の筋肉は、主に関節を安定させる役割があり、外側の筋肉は関節を大きく動かす働きを担っています。

 

・内側の筋肉(インナーマッスル)→関節の安定
・外側の筋肉(アウターマッスル)→関節を動かす
(部位によっては、ローカル筋・グローバル筋などと言ったりもします)

 

関節の軸をつくり、安定させるはずの内側の筋肉が弱くなったままで、外側の筋肉をつかって大きな動きをしようとすると、不安定な状態で関節を動かすことになるので痛みがでやすくなります。

 

これが、筋力低下にともなう痛みの原因のひとつです。

 

こんなことからも
病院や整体嫌いだった私がいうのもなんですが、若いときから、怪我をした後のリハビリや体のメンテナンスはしておいた方がいいに越したことはありません。(過去の自分に言ってあげたい言葉です・・・)

 

現在は、スポーツ医学も発達してきており、コンディショニングに関する情報も広く知れわたっていますので、【整体に行くと負けになる】こんな考えの人はごく少数派かもしれませんが、もしあなたやあなたの周りで、スポーツや日常でお体の痛みに悩んでいたら専門の方へ診てもらうことをすすめてくださいね。

 

今回は、これでおしまい。

 

 

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