今では、フォームローラーは筋膜リリースができる商品として一般的に知れわたっています。
自分でコンディションを整える、いわゆるセルフケアをやるときに、フォームローラーなどを使って行うこともあると思います。
特に腰痛や背中のハリなどが強いときには、ストレッチだけでは取り切れないため、こうしたグッズを正しく用いることでセルフケア効果は数段にアップします。
しかし、間違った方法で続けていても効果が感じられなくなることもあるので、注意したいところです。
フォームローラーでケアしてるけど腰痛が取れないのはなぜ?
・間違った使い方をしている
・痛い部分だけをケアしている
・継続していない
主にこの3つが考えられます。
・間違った使い方をしている
基本的な使い方は、付属の説明書に写真付きで書かれていますが、youtubeや
SNSなどで、使い方も紹介されているので、誤った使い方をしている人は少ないと思いますが、もう一度見直してみてください。
・痛い部分だけをケアしている
フォームローラーを使っても痛みが取れない場合の多くは、痛い部分だけをケアしていることが多いです。
腰痛は、結果的に痛みを発しているのであって、腰へかかる負担を減らさないと、フォームローラーでケアしても一時的なものになってしまいます。
例えば、股関節の硬さが原因で腰に負担が多くかかる、ハムストリングスの柔軟性低下により骨盤がスムーズに動かないために腰痛が出る、などのように。
このような場合には、股関節まわりの筋肉(大殿筋や中殿筋)、ハムストリングスのケアを行う必要があります。
・継続していない
ここがとても重要なところです。
ほとんどの腰痛は、自分では気づかない間に小さい負荷が繰り返しかけられることで、腰部に負担を強いられた結果、自分の痛み刺激に耐えられる許容量をオーバーした時に腰の痛みとして表舞台に出てきます。
そのため、ケアも一日15分程度でも、継続して行う必要があると考えます。
慢性腰痛に対しては、この3つがポイントとなります。
しかし、椎間円板や椎間関節に問題がある場合には、フォームローラーを直接腰部に当てるのはやめた方がいいでしょう。
最後に注意が必要な腰痛について
・じっとしても腰が痛い
・夜、寝ている時も腰が痛い
・足にシビレがある
・排尿に問題がある腰痛
・5~10分程度歩いていると足が痺れて歩けなくなる
このような症状がでている場合には、医療機関の受診が必要になります。
いくら良いケア用品でも使い方や方法を間違えると、逆効果になりますので基本はおさえておきましょう。
実は、私自身もストレッチポールを間違えて使用してしまい、ひどい腰痛になったことがあるので、過去の出来事を思い出し、自己反省も含めてこの記事を書いてみました。
今回は、ここまでにします。
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