長期的に腰痛があって整体に行きたい、でも時間がとれない。
そんな時に、腰痛のセルフケアにおすすめなのがマッケンジー体操です。
【腰痛の悩み】整体に行けない時はマッケンジー体操
マッケンジー法は、ニュージーランドの理学療法士ロビン・マッケンジー氏によって考案された腰痛や頚背部の痛みなどに対する治療法です。
マッケンジー法は整形外科などの医療機関においても広く取り入れられている腰痛治療方法の一つです。
腰痛予防や改善の為に、自分でおこなえるエクササイズがマッケンジー体操になります。
マッケンジー体操が有効な腰痛
マッケンジー体操が有効な腰痛は次の2つです。
・椎間板性腰痛(ついかんばんせいようつう)
・椎間関節性腰痛(ついかんかんせつせいようつう)
※椎間板性腰痛と椎間関節性腰痛のことを詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
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日本人が悩まされている腰痛の多くは、椎間板性腰痛と椎間関節性腰痛だと言われています。
椎間板性腰痛とは、不良姿勢やくずれた運動パターンを繰り返した結果、椎間板への負荷が大きくなることで椎間板や周りの組織に異常が発生して痛みを引き起こしている腰痛です。
もう一つは、腰の骨である腰椎と腰椎をつないでいる関節、椎間関節に何らかの不具合が起きることで腰に痛みを発生させているのが椎間関節性腰痛です。
この二つの腰痛の中でも、とりわけ多く見られるのが椎間板性腰です。
そして、マッケンジー体操の適応が高いのが椎間板性腰痛なのです。
2パターンのマッケンジー体操
・体反らし体操
・前かがみ体操
マッケンジー体操はとてもシンプルで、体を反らす体操と前かがみになる体操の2種類です。
マッケンジー体操と言ったら、「体を反らすやつでしょ」と認識している方が多いように思います。
それもそのはず、腰痛の原因の多くは椎間板性のものが多いわけなので、マッケンジー体操も自然と椎間板性腰痛に効果的な上体を反らす体操が多くなるということです。
「体反らし」マッケンジー体操のコツ
ポイントはこの2つ
・痛みが出る場合は、軽い動きから
・お腹や胸を伸ばす意識で行うと楽にできる
痛みが出る場合は、軽い動きから
腰が痛いのに腰を反らせる動きはとても恐怖を感じると思います。
そこで、はじめは腰を反らす前にうつ伏せで寝るポジションをとるだけにします。
うつ伏せに慣れてきたら、両肘を床について少し胸を伸ばすようにします。
両肘をつくことが大丈夫であれば、両手を床についてゆっくり胸とお腹を伸ばす感じで体を反らしていくようにすると無理なく行えます。
お腹や胸を伸ばす意識で行うと楽にできる
腰を反ることに意識を持ちすぎると腰に痛みを感じやすくなることもあるので、お腹や胸を伸ばすイメージでやった方が痛みも少なく無理なくできます。
一つ注意していただきたいことは、体を反らして痛みが強い場合には無理やりやらずに、体操を中止して、1人で悩まずに早めの受診をおすすめします。
継続することが大事
痛みが慢性化している原因は、日常の悪習慣や体を酷使しすぎた結果であるように、回復にもそれなりの時間がかかる場合が少なくありません。
そんな腰の痛みから脱出するためにも良い習慣を身につけることが回復への近道です。
整体に行きたい、でも時間が取れない、そんな時には仕事終わり、運動後のケアをすることを心がけることで腰痛予防が出来るようになります。
ケアをするのが習慣になったらしめたものです。良いと思うことは続けてみるといいですね。
今回はこのへんで、
最後までお読みいただきありがとうございました。
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