長野市 【スポーツ傷害】痛みのコントロールはどうする?
スポーツ傷害には、スポーツ障害とスポーツ外傷の2種類があります。
〇スポーツ障害
ある一部分に繰り返しの負荷がかかり続けることで痛みが発生する。(オーバーユース)
または、身体を間違った使い方により、繰り返し負荷がかかり続けることで発生する。(ミスユース)
〇スポーツ外傷
相手と接触して打撲や骨折、足や膝などの靭帯損傷、走っている時の肉離れなど、一度の強い外力によって起こる。
これを踏まえると、
スポーツ障害は慢性痛、スポーツ外傷は急性期痛と分けられます。
スポーツ障害にしてもスポーツ外傷にしても、どちらも痛みを伴います。
しかし、痛いと一言でいってもその痛みの質は全然違ったものです。
経験したことのある方はもちろんご存知でしょうが、スポーツ外傷の場合には、とにかく痛い、するどい痛みうずく痛みなど炎症症状が落ち着くまではとにかく痛いです。
これに対して,
スポーツ障害の痛みは、鈍い痛み、日常生活は大丈夫だが、スポーツをすると痛みがでる、動き始めは痛みが出るが動いているうちに楽になる、
または、運動し始めには痛みは無いが運動を続けていると痛みが出てくるなど、痛みの質や感じ方は様々です。
スポーツ外傷とスポーツ障害の対処方法は?
スポーツ外傷とスポーツ障害、それぞれ痛みの質が違いますので痛みに対しての対処法も当然違ってきます。
それでは、それぞれ見ていきましょう。
〇スポーツ外傷への痛み対処法
スポーツ外傷は一度や二度の強い外力によって急激に発生したものですので、程度によって筋線維や靭帯、腱、骨膜や骨などに傷ができたり、完全に分断されることもあります。
組織に傷がつくと、それを治そうと炎症反応がおこります。痛めた部分が腫れて熱を持つようになります。
極度の炎症と腫れをおさえるために、ケガをした直後は、RICE処置を適切に行うことにより、痛みの軽減とその後の回復が格段に違ってきます。
痛みや腫れが強い場合には整形外科などでの検査が必要になり、ケガの程度や状況を確認した上で、治療、そしてリハビリを経て競技復帰となります。
〇スポーツ障害の痛みへの対処法
スポーツ障害は、繰り返しの動作や間違った体の使い方などから発生する慢性的な痛みのため、痛みが出る原因を見極める必要があります。
少し細かく言うと、
例えば膝の痛みであれば、膝のどの部分に痛みがありどういった動きで痛みが出るのか、どういう姿勢をすると痛みが出るのかなどをチェックしていきます。
身体感覚に敏感な方は、ある程度自分で修正することができます。
痛みが出る原因の一つに、自分に合わない道具を使っている場合もあります。
運動シューズやスパイク、ラケットやバットなどがこれにあたります。
原因が判ったら、アプローチ開始です。
ストレッチや筋トレをやることで予防できるものか、整体などに行って筋肉や関節の調整が必要なのか、
または、運動フォームの修正が必要になってくるのか、疲労回復が必要なのかなどです。
運動中の急なケガ、スポーツ外傷は避けれないことが多いですが、慢性的に症状が出てくるスポーツ障害は、日常のケアやフォームの見直しなどで高確率で予防できますので、普段から注意をはらいたいところです。
どうしても痛みがつよい、取れない、運動が思うようにできない、と悩んでいたら、
専門の方に相談したり、診てもらった方が一番早いです。
そうすると、自分の体に現在なにが起きているのか理解できるので、自分である程度予防もできるようになります。
スポーツで、日常で、痛みを長引かせないためには、
【早期発見】【早期対処】
これに限ります。
技術の向上には、行動(繰り返しの練習)が伴うように、
怪我からの早期回復へ向けても行動することです。
これまで。
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