腰が痛くて痛いところをマッサージしても、一時凌ぎにはなっても改善しないことがほとんどです。
腰痛が起きていることは結果ですので、痛みが出るまでの道のりを辿り、原因となるものを修正することが問題解決のために重要になります。
足首の柔軟性低下が腰痛の原因になることも
腰痛と足首が関係していることに気づいている人は、とても体のことについて勉強している人だと思います。
まさか、腰痛の原因が足首にあるなんて普通では考えないですね。
しかし、実際にはとても深く関係しています。
例えば、スポーツをやって足首の捻挫をしたあとから股関節や腰に違和感を覚えたことはありませんか?
体を効率的に動かすためには、筋肉が働き関節がスムーズに動く必要があります。
一般的に足首の動く範囲は、底屈(足首を伸ばす):約45度、背屈(つま先を上げる):約20度です。
※足首を90度に曲げているポジションが0度
足首の柔軟性が失われて、足関節が90度に保たれたまま(背屈角度は0度)だとすると、足関節の動きを膝や股関節でカバーすることになるので、骨盤が支えている腰への負担が大きくなるということです。
わかりやすい例として、女性のかたはハイヒールを1日中履いた状態を想像してもらうと腰や股関節、膝などに疲労感をつよく感じると思います。
腰痛持ちの人はハイヒールはきついですね。
ハイヒールは極端な例ですが、足首の柔軟性が低下していることには気づきにくいので、その状態でスポーツを続けていたり、日常動作を繰り返すことで知らず知らずのうちに腰への負担が増しているということがあります。
学生時代には、よくやっていた足首伸ばし(アキレス腱のストレッチ)、毎日続けるだけで腰痛予防にも繋がります。
スポーツ障害でお悩みでしたら、ご自分の足首の可動域を確認することも大切です。
疲労とともに、気づかないうちに硬くなっているので。
未来はわかりませんが、色々考えながら準備しておくことはできますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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