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長野市 【肩こり、首こり】について

長野市 肩こり・首こりについて

「肩こり・首こり」は、病名ではなく症状名です。症状の出方は人それぞれであり、「違和感」「こり」「こわばり」「痛み」「つっぱり感」など様々です。
国民病とも言われ、厚生労働省の国民生活意識調査によると、男性の1,000人に58人、女性の1,000人に123人が訴えています。
「肩こり・首こり」は日本独特の言われ方ですが、欧米人は肩がこらないというわけではなく、
医学的な診断を重んじる西洋医学では病気と捉えていないことが多いのです。

「肩こり・首こり」の現れかた

「首こり」は首から肩にかけて、特に首に関わる筋肉に違和感や鈍い痛み、不快感などの症状が出ます。

「肩こり」は首から背中の上の方、肩や上腕に関わる筋肉に違和感や鈍い痛み、不快感などの症状が出ます。

どちらも肉体的、精神的ストレスや自律神経の乱れなどが原因です。自律神経の働きが乱れると肩周辺の筋肉が緊張し血流が不足し痛みの原因となります。
一日の気温差がある季節は、筋肉が硬くなり血行が悪くなるので、肩こりが起こりやすくなります。

 

重度の「肩こり・首こり」

・長期化する辛さ
何年も続く肩こりにはほかの病気が関係している可能性もあるので注意が必要です。

 

・痛みが鋭い
普通の「肩こり・首こり」は鈍痛が殆どですが、重度の肩こりになるとしびれるような鋭い痛みがあらわれます。このような痛みの場合は「四十肩・五十肩」や「首の神経痛」の可能性もあります。(四十肩・五十肩の原因は筋肉の疲労ではなく、骨、軟骨、腱、靭帯などが老化により周辺組織が変性して炎症が起きている状態です。)

 

・不眠、微熱、耳鳴り、頭痛やめまい、便秘、下痢などの症状を伴うような重い「肩こり・首こり」は、体の他の部分にも体の不調を引き起こすこともあります。

 

 

「肩こり・首こり」の原因

「肩こり・首こり」の原因はいくつかに分けることができます。

原因となる疾患を伴わない「肩こり・首こり」

同じ姿勢で長時間作業を続けると血流が悪くなります。頭を支える肩から首にかけての筋肉に負担がかかり、「肩こり・首こり」が生じます。また、パソコン画面を凝視することで目に疲れが溜まり、「肩こり・首こり」の原因になります。

肉体的なストレスだけでなく、精神的なストレスも原因となります。精神的なストレスを受けると交感神経が優位となり、首から肩にかけての筋肉が緊張することで肩こり・首こりが起こります。

 

整形外科疾患が原因の場合

・変形性頚椎症
頸には頸椎と呼ばれる骨があり頭を支えています。この頸椎などに変形が起こることで変形性頚椎症を引き起こし、肩こりが併発します。

 

・頸椎椎間板ヘルニア
頸椎と頸椎の間でクッションの役割を果たす椎間板に変形が起こると頸椎椎間板ヘルニアを発症し、痛みやしびれが起こり「肩こり・首こり」の症状があらわれます。

 

・そのほか
頚腕症候群、肩関節周囲炎などにより「肩こり・首こり」の症状があらわれます。

 

そのほかの疾患が原因で起こる場合

貧血、更年期障害、高血圧症、狭心症などの疾病でも「肩こり・首こり」の症状があらわれることがあり、注意が必要です。単なる「こり」と自己判断せず医療機関の受診が必要な場合もあります。

 

 

対処法・予防

「肩こり・首こり」の原因は人によって異なります。日常生活習慣、姿勢、なで肩などの体型の影響、老化、ストレスなど理由は様々です。従って対処法も人によって異なります。

それぞれの原因に合った対処法を選択することが大切です。

中には、重大な病気が原因で「肩こり・首こり」が起こっている場合もあります。
「こり」以外の特有な症状がある場合は、肩のこり、首のこりと簡単に片づけず、医療機関で受診することが重要です。

 

日常で気をつけることは

日常生活では、長時間同じ姿勢を続けない、適度に運動や体操をする、肩や首を冷やない、姿勢に気を付ける、入浴などで体を温めリラックスするなど生活習慣を見直すことが大事です。

そのほか、整体や接骨院で施術を受け、骨盤など体の歪みを調整することやマッサージ療法により、疲労が蓄積した筋肉の緊張を和らげることも予防に繋がります。

日常生活は楽な体で過ごせた方がいいですね。

 

今回はここまで。

 

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