パフォーマンスアップのために筋トレやりたいけど体が硬くなるのは嫌だな。
よく、筋トレは体が硬くなるからスポーツやってる人には向かないよ、なんて声が今でも聞こえてきます。
筋トレはしたいけど体が硬くなるのではないかと不安を持っていませんか。
そこで、今回は「筋トレをやると柔軟性が低下するのか」についてお話します。
筋トレ、いわゆるウェイトトレーニングで体は硬くなるのか
答えは半分イエスで半分ノー、と言ったところです。
筋トレして体が硬くなるケースはこの3つ
・超筋肥大が起こった
・筋肥大と一緒に脂肪が増えた
・筋疲労の蓄積(ケア不足)
▶︎ 超筋肥大が起こった
一流のボディビルダーくらい筋肉が着くと、筋肉の大きさにより関節可動域は制限されることが見られます。
体格差もあるので一概には言えませんが、ある程度の筋肥大ではそれほど体が硬くなることを心配しなくて大丈夫と考えます。
▶筋肥大と一緒に脂肪が増えた
ボディビルダーの選手を見るとわかるように、筋肉を大きくするためには高強度での筋トレが必要になります。そのために、オフ期や体を大きくする時期には、たんぱく質を中心に食べてさらに炭水化物や脂肪分もたくさんとって、体を大きくしていきます。
そうすると、筋肉量+脂肪で関節周りの可動域が狭くなります。このときの可動域制限は体が硬いからというわけではなく単純に筋肉と脂肪で関節がそれ以上曲がらないという感じです。
▶筋疲労の蓄積(ケア不足)
体が硬くなる、関節可動域が狭くなる原因の多くは、トレーニング後の筋肉の回復が追い付いていない場合に多く見られます。
筋疲労が強くなると、ストレッチしても硬くて伸びない感じを受けると思います。これが続くと次第に柔軟性が低下し、筋トレやってるから体が硬くなったと勘違いすることになります。
スポーツ選手が筋トレに取り組むときに気をつけたいことは、疲労の蓄積により関節可動域が狭くなり、これが常態化することです。
スクワットやベンチプレス、マシントレーニングなども含め、筋トレは基本的に関節の動きを大きく使い、筋肉に強い刺激を与えることで筋肥大効果が得られます。
ウェイトトレーニングでは、広い可動域を使っているので関節の動く範囲は大きく保たれているはずです。逆に筋トレをやるのに体が硬いとケガや関節を痛める可能性が高くなります。
これらのことから、日常の筋トレやスポーツ競技力向上に向けたウェイトトレーニングなどでは、ケアを十分におこなっている限り、関節可動域が極端に狭くなることは考えにくいと言えます。
筋トレで体が硬くなるのが嫌だったら
毎日体のケアをしてると筋トレしてても体が硬くなることは予防できます。体が硬くなっていく段階は、ゆっくりとゆるいカーブを描くように徐々に現れてきます。
筋トレで体が硬くなるのが嫌だったら、疲労の蓄積に注意を払うことです。方法としては、入浴やストレッチ、マッサージや整体などで良いコンディションを保つ必要があります。
入浴やストレッチなどは、自分でもできるので取り組みやすいと思います。
疲労が強く自分では無理、という場合には整体やマッサージなどもおすすめです。
私は筋トレ歴よりストレッチ歴の方が長いですが、一時期体重を10キロほど増量した時には、関節可動域が狭くなり体が硬く感じたこともありましたが、現在は体重ももとに戻し毎日のストレッチなどで疲労をコントロールして柔軟性も保っています。
最後に
体の硬さには個人差がありますが、トレーニングやスポーツを始める前から硬いのか、体を使うようになってから更に硬くなったのかの判断は必要です。
筋トレや運動をやるようになってから更に体の硬さを感じるような場合は、筋疲労の蓄積に注意が必要です。
柔軟性の低下は筋疲労がでていることの目安にもなるので、そんな時には積極的なケアをおすすめします。
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