【頸椎ヘルニアとは】
このような症状がある場合は、頸椎ヘルニアの可能性があります。
・首から肩にかけて常に重くてダルい感じがする
・長時間座って作業をしていると腕や指がしびれることがある
・上を向くと肩から腕にかけてピリピリと痛みを感じることがある
・強い痛みがあって眠れないことがある
・握力が以前と比べて弱くなっていきている
・頻尿など排尿に弊害がある
これらが1つでも当てはまる場合は、頸椎ヘルニアの可能性があります。
大抵の人は、明らかに頸椎ヘルニアの症状が出ているのに、忙しさを理由に放置してしまっている人が大半です。
体の変化なので、仕方のないことと思っている人もいるようです。
特に年齢を増した人は、老化と思って受け止めている人も少なくありません。
頸椎ヘルニアは、軽度な状態の場合は多少放置しておいても問題はないといえます。
しかし、しびれや痛みがひどい場合は、そのまま放置しておく事は大変危険です。
生活に支障をきたすこともあるので、そこまでになってしまうと改善が厳しくなってしまいます。
生活しにくいなと思ったら、専門医に診てもらい適切な治療を受けることをオススメします。
頸椎ヘルニアの診断は、神経的な所見を詳しく診て判断します。
レントゲンなどの画像を撮って検査もしますが、どんな状態で発症しているのか、きっかけはあったのかなどの所見を聞いて、判断をします。
また、症状によってはMRIの検査を行い、神経や筋肉などの柔らかい組織を鮮明に映し出し、どのような状態になっているのかを確認します。
痛い検査ではないので、怖がらず診察を受けるようにしましょう。
【頸椎ヘルニアの予防方法】
頸椎ヘルニアには、予防方法があります。
軽度な状態の場合は、予防方法で状態を緩和させることをオススメします。
どのような予防方法があるのか、ご紹介致します。
・姿勢の改善
1番の予防方法は、姿勢を良くすることです。
姿勢が良くないことで神経に圧迫するようになり、頸椎ヘルニアの様々な症状を引き出してしまいます。
座っている時も立っている時も、姿勢を正す努力をしましょう。
胸を張って過ごすようにし、アゴを下げないようにしましょう。
・重たいものを持たない
重たいものを持つと、神経に触れて症状が悪化してしまいます。
もし重い物を持つ時は、腰を下げて首に力を入れずに負担を掛けないようにしましょう。
・筋肉を鍛える
筋肉を鍛えることで、頸椎に余計な負荷を掛けずに済みます。
家庭でできる簡単なエクササイズでいいので、筋肉を鍛えてみましょう。
無理してエクササイズをしてしまうと、頸椎に負担をかけてしまうことがありますので、注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
頸椎ヘルニアというのは、なっている人が非常に多い症状です。
しかし、治療を受けている人というのは少ない傾向があります。
緊急状態という意識が低くなってしまいがちな症状ですが、悪化してしまうと大変危険ということを覚えておきましょう。
動きにくく不便だなと思ったら、専門医に相談をしましょう。
今回はこのへんで。
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