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長野市 【スポーツで、日常で】動きやすい体づくりには拮抗筋が重要

長野市 【スポーツで、日常で】動きやすい体づくりには拮抗筋を上手に働かせる

拮抗筋(きっこうきん)という言葉を聞いたことはありますか?

 

拮抗筋とは

拮抗筋は筋肉の名前ではなく、筋肉の働き方についての用語です。

拮抗(きっこう)とは互いに張り合って優劣のないことを意味しており、主動作筋に対して使われる言葉です。

主動作筋は関節が動くときに動きの主役をになう筋肉です。

一つの関節運動をするときに主動筋と反対の働きをもつ筋肉を拮抗筋(きっこうきん)と呼びます。

 

例えば、肘を曲げる時には上腕二頭筋が働きます。

反対に肘を伸ばす時には、上腕の後ろ側にある上腕三頭筋が働きます。

肘を曲げる時の主動筋は上腕二頭筋で、上腕の後ろ側にある上腕三頭筋は拮抗筋になります。この関係をお互いに作用する力が拮抗して働くため主動筋と拮抗筋の関係になります。

拮抗筋の関係がわかったところで、肘を早く曲げようとするときに上腕三頭筋が働いてしまうとブレーキがかかり肘を曲げる動きが遅くなってしまいます。そして、曲げる力も弱くなります。

反対に速く肘を伸ばそうとしたときには、肘を曲げる筋肉である上腕二頭筋に力が入ってしまうとブレーキがかかってしまい素早く伸ばすことが出来ません。そして、伸ばす力が弱くなります。

このお互いのはたらきがうまく釣り合わないと早い動きや強い力がだせないわけです。

関節の動き方によって主動筋と拮抗筋の働きは入れかわります。

 

スポーツで早い動きをする時や滑らかな動作をするためには、拮抗筋の働きを上手にコントロールすることが求められます。

例えば、

先ほどの肘の曲げ伸ばしの動作は、ボクシングのジャブやストレートなどと関係してきますが、

肘を伸ばしてスピードの乗った早いパンチを打とうとした時に、上腕二頭筋が強く働きブレーキをかけてしまうと、肘の伸びるスピードが遅くなるのが想像できますね。

頭では分かっていてもできないのが体の使い方です。

 

思い通りに筋肉を動かすためには、神経の通りをよくする必要がある

新しくはじめた運動やスポーツなどでは、動作がぎこちないですよね。先ほどのボクシングの例でも、スピードの乗ったジャブをまっすぐ打とうとしても思うところにパンチが出せない、フックを打っても思い通りに力がでないなどです。

 

これは、脳から発せられる神経が上手に筋肉まで伝わっていないためです。

 

では、どうすればいいか

 

簡単にいうと反復練習しかありません

ただ反復練習する中にもちょっとしたこつがあります。

・動きの筋肉を理解する

・動きをイメージする

・あえてスピードを遅くしてみる

・力を抜く

・体幹から力を出す

・大きい動きから小さい動きに変えていく

・ダイナミックストレッチなどでウォーミングアップをする

・拮抗筋を少し疲労させておく

などです。

 

使っている筋肉と動作のイメージができて、実際の動きとつながるとだいぶいい感じになります。

筋肉の働きかたで同時収縮(どうじしゅうしゅく)という言葉も覚えておくといいですね。

 

拮抗筋と主動筋の同時収縮は関節を安定させる

スピードを速くするのとは逆に、関節の位置を変えないで主動筋も拮抗筋も力を発揮する時には同時収縮というものがあります。

同時収縮とは、主動筋と拮抗筋が一緒に働くことです。

 

例えば、ボディビルダーがポージングして筋肉をより太く、筋繊維1本1本を切れがあるように見せる時には、拮抗筋と主動筋の同時収縮が行われています。

関節が動かない状態で拮抗筋と主動筋、両方の筋肉を働かせている状態です。

これは、力をその場で保ちたいとき、関節の動きがない状態で大きな力を発揮したいときなどに使います。

武道においてパワーを発揮する時、突いた後、受けた後に体制が崩れないためなど、一瞬の動作の微妙なコントロールなどに使われます。

 

最後に

パワーとは、力×スピードです。

早い動作と強い力が一致してパワーが生まれます。

競技により、この拮抗作用と筋肉の同時収縮をうまく組み合わせて使うことがパフォーマンス向上につながるカギになります。

しかし、頭ではわかっていても体では出来ないということは多くあります。

 

動作の習得は、小脳が関係します。

運動動作のパターンを習得すると小脳の働きで筋肉を動かす神経回路がスムーズになり、無意識でもスムーズな運動が出来るようになります。

そこで、動作を習得するには意識を持ちながら反復動作の練習が必要になります。意識的にしていたものが無意識でもスムーズにできた時が体で覚えたということです。

ここまでできるとしめたものですね。

 

筋肉量があっても、筋肉の使い方が競技特性に合っていなければパフォーマンスの向上には繋がらなくなりますので、筋力トレーニングも各種競技に応じた方法が大切です。

身体の使い方において、拮抗筋の働きを理解し実際の動きができるようになるとさらなるパフォーマンスアップできますよ。

 

 

今回はここまで。

 

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