整体というと、骨盤矯正や筋肉をほぐしてくれる、背骨をポキポキするなど、体を整えてくれるといったイメージが一般的だと思います。
今回のお題の「整体」は、整体施術のことではなく、自分の体が整体を保つとはどのような状態なのかについてお話していきます。
ではさっそく、
体の整体とは
整体法で言われる整体とは、体の感受性が高い状態をさします。
感受性が高いとは、自然治癒力が旺盛な状態のことです。
人には、誰でも怪我をしたとき、カゼを引いたときに体を休ませ、栄養を取ることで、自然に回復する力が備わっています。
このことを自然治癒力と呼びます。
体の整体が保たれていると回復力も高くなります。
つまり、自然治癒力が旺盛な状態です。
このことから、
整体とは感受性が高い体
と言えます。
感受性が高い体とは、敏感な体。
健康な人でもカゼを引くことがあります。
感受性が高い体とは、カゼを全くひかない体のことでしょうか、
それともカゼをひきやすい体のことでしょうか。
答えは、
感受性が高い体は、カゼをひきやすい、でもひいてもすぐに回復できる体のことをいいます。
何年もカゼ一つひいたことがない、だけど一度ひいてしまったら数日は寝込んでしまう。
このような状態は、体が鈍感になっている可能性があります。
ぎりぎりまで体にたくさん溜め込んでしまい、一気に症状が出てしまうパターンです。
一方、カゼをひきやすい状態とは、体が敏感に反応するのでカゼをひきやすいのですが、これが、休養の合図と自分の体が教えてくれます。
上手に休むことで、早く回復することができます。
このようなことからも、
感受性が高い状態、整体を保った体をキープできることが理想です。
【体の整体を保つ】まずは自力整体で
整体といって難しく考えず、簡単な日常から変えていくだけで大丈夫です。
例をあげると、
誰でもすぐにできる呼吸。
よく腹式呼吸がいいと言われますが、はじめはどちらでもかまいますん。
大きく息を吸って、大きく息を吐いてください。
息を吸えない人は、まず吐くことです。
すると、自然に吸えますので徐々に深い呼吸に持っていくといいですよ。
呼吸が深くできると、腹式呼吸も意識的にできるようになってきます。
もう一つは、
両手をあげて伸びをして脇(肋骨)、背中(背骨)、お腹をしっかり伸ばすことをおすすめします。
伸びをする動作は簡単、単純ですがやるとやらないでは、体の反応が全然違います。
5分や10分の休憩や、お昼休みなどで取り入れたいところです。
この二つの動作だけでも、縮んだ体が伸びて動きやすさが感じられます。
しかし、自分ではどうしようもできない、
辛さが続くときには整体施術を受けてみよう
あなたの体が自分で回復できない状態、痛みやコリが長引く場合は感受性が低くなっていることが考えられます。
そんなときには、整体施術を受けることで、関節や筋肉が動きやすくなり、血液循環もよくなることで内臓の働きも活発になります。
よく、整体を受けた後に体のだるさやカゼをひいてしまった、と言うことがありますが、体に今まで溜まっていたものが表に出てきたものです。
このような現象は、体が反応し始めたということです。
回復とともに体は元気になります。
おわりに、
体は、建設と破壊(細胞の入れ変わり)を繰り返すことで、正常に保とうとしています。
そのためにも、自然治癒力が旺盛な状態、代謝がいい状態を長く保てるようにしていきたいところです。
おしまい。
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