フォースカップルの働き
フォースカップルとは、力の対という意味です。
人体におけるフォースカップル作用とは、2つ以上の筋が同時に反対方向の力を生む時の作用のこと。
例えば、気を付けの姿勢から腕を外側から頭方へ上げていく動き(外転)では、肩甲骨が左に回転するような動き(上方回旋)が起こります。
この時に、僧帽筋上部(UT)・僧帽筋下部(LT)と前鋸筋(SA)は、フォースカップル作用により、左に回転するような動き(上方回旋)をすることができます。
出典:筋骨格系のキネシオロジー
また、骨盤の後傾といって骨盤が後方へ傾く際には、大殿筋・ハムストリングスと腹直筋のフォースカップル作用がみられます。
フォースカップルは、顎や腕など色々な場所で作用しています。
体がスムーズに動く、痛みや摩擦なく動くためには、フォースカップルの働きが欠かせません。
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