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長野市 脛の内側の痛み【シンスプリント】とは

長野市 シンスプリント

 

シンスプリントとは

脛の骨の内側に痛みが出る症状で、ランニングやジャンプなどを繰り返す競技で多く見られる、スポーツ障害の一つです。

過労性骨膜炎(かろうせいこつまくえん)や過労性脛部痛(かろうせいけいぶつう)とも呼ばれます。

 

[どんな症状?]

脛の内側や後側には、ヒラメ筋や後脛骨筋、長趾屈筋といった足首や足の指を動かす筋肉がついています。

ランニングやジャンプ動作など足にかかる負担を繰り返すことにより、筋肉が硬くなり、これらの筋肉や筋膜の牽引力が増してきて、次第に脛の骨を引き剝がすような力が働いて脛の内側に炎症が起こり痛みがでてきます。

初期段階では、運動開始時に痛みがでるけど徐々に痛みがなくなり、スポーツ活動が出来てしまいます。

運動を継続して経過がすすむにつれて、運動中や運動後にも痛みが出現してくるようになり歩行時や安静時にも痛みが出てくることもあります。

 

[痛みがでる原因は?]

シンスプリントになる原因は、自分の体力や筋力以上に走りすぎた場合(オーバーユース)ですが、足の形状や下肢から足を間違った使い方で運動を繰り返していると、痛みが出やすくなります。

また、足に合わないシューズやトラック競技のコーナー、片側だけ斜面になった路面を繰り返して走ることも発生要因になります。

 

運動初心者や新入学で、部活を始めたばかりの時にも出やすい傾向があります。

 

足の形状では、偏平足で足底アーチがないか、減少している。

回内足といって拇趾側が内側に捻じれている状態で、繰り返しランニング動作などをすると、脛の内側についている筋肉に過度の負担がかかり、痛みが出る確率が高まります。

 

下肢の使い方については、例えばしゃがんだりする時、スクワット動作などで膝が曲がった姿勢の時に、つま先が外側を向いているのに、膝は内側に入っている(ニー・イン)、このような使い方を繰り返していると柔軟性があるうちは、痛みは出ませんが筋肉の硬さが増すにつれて痛みがでる確率が高くなります。

 

足の硬さを確認する簡単チェック法

足首の可動範囲を確認してください。走る前には必ずふくらはぎを伸ばすストレッチはやると思いますが、その際に足首が曲がりにくい場合は、ふくらはぎの筋肉が固くなっているサインです。硬くなっていた練習前のウォーミングアップと練習後のストレッチを入念に。

 

 

[予防が大切]

初期症状を感じたら、悪化させないためにも予防や対策を行いましょう。

ご自身で簡単に出来るのが、アキレス腱やふくらはぎを伸ばすストレッチ、運動後のアイシング、お風呂にゆっくり入って筋疲労をためない、など。

 

シンスプリントは、一度痛みが出てしまうと治りにくい傾向があります。

 

疲労がたまり、筋肉が硬くなり、柔軟性が低下することで起こる確率が高くなすので、日ごろからの予防がシンスプリントを発症させないカギになります。

スポーツ障害を予防して、より上を目指すためにも何気ない自分の身体チェックを大事にしてください。

 

小さな積み重ねが大きな結果につながりますよ。

 

 

今回はここまでです。

 

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