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長野市 頚椎ヘルニアの主な症状

頸椎ヘルニアの辛い状態を少しでも緩和して、1日でも早くよくなりたいなら、症状や原因を知って、正しく対処してください。

【頚椎ヘルニアとは】

首の骨のことを頚椎といい、7つの骨(頚椎)の積み重ねで構成されています。
骨(頚椎)と骨(頚椎)の間には、椎間板というゼリー状の組織が挟まっています。

椎間板は、硬い骨と骨が直接ぶつかることを防ぎ、スムーズな動きをサポートしたり、首にかかる衝撃を緩やかにするなどの重要な働きがあります。
「ヘルニア」とは、組織が飛び出る、という意味を持ち、頚椎ヘルニアでは、骨と骨の間にある椎間板が本来の場所から飛び出し、その結果に出てしまう症状を抱える状態をいいます。

頚椎ヘルニアで、椎間板が本来の場所から飛び出すと、その周辺を通る神経に当たり、神経の機能を阻害し、様々な痛み、違和感などを引き起こします。

【頚椎ヘルニアで神経を圧迫するとどうなる?】

頚椎ヘルニアで、椎間板が飛び出し神経に悪さすると、神経が担当する場所に正常な伝達が行われず、異常が発生します。
また神経に問題が出ると自覚症状として、痛み、しびれ、感覚麻痺や筋力の低下などがあります。

もっとわかりやすく説明すると、コンセントの差し込み口から電気をもらい、それを繋がっているPCに電気を届けたいのに、その途中で、腺が切れていたり、腺の上に重量のある荷物で踏んだりすると、電気がスムーズにPCに届かず、不具合が生じてしまいますよね。

また電線が飛び出すと、その周辺にあるものに触れ、ショートしたり、火が出てしまうなどの危険性も。
これと全く同じことが、体の中でも発生しています。

ヘルニアが首(頚椎)で起こる場合は、脳から下の腕、指、足などに異常が発生します。

【頚椎ヘルニアの部位によって症状が違う】

脳から下に伸びる神経は、首を経由して、肩、背中、手、足といろいろな方向に枝わかれします。
ヘルニアが、首の神経の幹部分に出るか、それとも、枝分かれする部分に出るかによって、症状も異なります。

・神経症状

枝分かれした部分で頚椎ヘルニアが起こった場合、その部分の腕や手に、痛みやしびれ、感覚以上や握力の低下、等が発生します。
また、症状は、片方のみに現れ、ほかの部位にも現れません。

・脊髄症症状

幹の部分に頚椎ヘルニアが起こった場合は、症状が片方だけでなく、両方に見られます。
両腕、両足、など広範囲にわたって症状が出るのも特徴。

その他、細かい手作業ができない、まともに歩けない、尿や排便が難しくなる、などの症状も脊髄症症状の特徴。

【頚椎ヘルニアは治る?】

安心してください。
頚椎ヘルニアは、早めに対処することで、それほど怖い病気ではありません。

ただし、そのまま放置したり、安易に対処すると、加齢にともない悪化することがありますので、早めに検査を受け、自分に合った治療法を見つけるようにしましょう。
また早めに予防することで、頚椎ヘルニアに対応できます。

中高年に多いのは、加齢で骨やその他の組織、椎間板が劣化するのが原因です。
また、若いころから重量のある荷物を持ち運ぶ仕事をしていたり、首や腰に負担のかかる仕事、スポーツ、不良姿勢の場合も、頚椎ヘルニアやその他のヘルニアになるといわれています。

病院での治療は、保存療法や理学療法、場合によっては、手術という選択がありますが、手術に抵抗を感じる方は、整体院などでも相談してみるのもいいでしょう。
整体院では、病院とはまた違う見解から頚椎ヘルニアに対応するので、痛みの緩和でコントロールすることも可能です。

ただし、いずれの場合も早期対応が不可欠なので、少しでも上記症状に心当たりがある場合は、検査を受け、治療を開始するようにしましょう。

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