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長野市 【アイシングと湿布】は使い分けよう

長野市 【アイシングと湿布】は使い分けよう

怪我をした時の応急処置のひとつにアイシングがあります。

捻挫や打撲などの怪我をしたときは、すぐにアイシングをした方が良いことは知っていると思います。

 

痛めた部位の炎症を抑えるとともに予後の回復、痛みや腫れなども軽減しやすくなるのでおすすめです。

 

以前整骨院をやっていた時に、怪我をして来院され、足を捻ってしまった後にアイシングはしましたか?

と尋ねると、はい湿布を貼りました。と言われる患者様が時々いらっしゃいます。

 

これは、アイシングと湿布を同じことだと思っているということですね。

 

この考えを持たれている方は、勘違いをされていますのでこの機会にアイシングと湿布の役割を見直してみてください。

それぞれの意味や、なぜそれをやるのかを考えてみるとわかり易いと思います。

・アイシング:冷却効果、冷やすことで炎症や腫れを抑えて痛みも軽減する効果

・湿布:抗炎症効果、薬の効果で炎症や痛みを抑える役割があり、冷やす効果は乏しい

 

怪我をした組織は炎症が強く熱を持っています。

概ね2、3日は患部を冷やして炎症を抑えて腫れが強くならないように予防します(損傷程度により差はあります)。

 

この時期に湿布だけ貼ってアイシングをやらないと、痛みや炎症を抑える薬の効果はありますが、損傷部分の熱は上がり続けているため、腫れが長引き痛みがひくのも遅くなります。

 

アイシングの効果には、腫れや炎症を抑えることにより痛みを感じにくくする働きがあります。

 

これを考えると、やはり急性期の怪我にはアイシングが必須になりますね。

 

実際のアイシングのやり方は

バケツまたは、氷嚢やナイロン袋に氷を入れて水を1/3程度入れて20分程度患部に当てて冷やす。(炎症が強い場合は、皮膚の感覚が戻ってきたら再度アイシング。これを2、3回程度繰り返す)

氷がない場合は、保冷剤などでも良いが、冷え過ぎに注意してタオルや手ぬぐい、ハンカチなどを患部に1枚敷いて保冷剤をあてるなどの注意が必要です。

今は怪我がなくても、このことを頭の片隅に入れておくだけでも、もしもの時に役立ちますよ。

 

 

おしまい。

 

 

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