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長野市 投球時にみられる肩後方の痛み【ベネット骨棘】とは

投球障害肩の一つに「ベネット骨棘」があります。

投球時に、「肩の後ろ側が痛い」「腕の後ろ側付け根付を押すと痛みがある」こういった症状が続く場合には、痛みの原因はベネット骨棘の可能性があります。

ベネット骨棘とは

肩関節は、上腕骨と肩甲骨の関節窩でつくられています。
ベネット骨棘は、受け皿である肩甲骨関節窩の下部(関節下結節)にできる骨棘のことを言います。

関節下結節には、上腕三頭筋長頭腱が付着しています。繰り返す投球動作により、上腕三頭筋の牽引力が過剰になることで発症する可能性が高くなります。

しかし、骨棘が形成されていても痛みが出ない場合もあり、個人差があります。

投球障害肩においては、肩の不安定性や肩峰下滑液包炎など複数の原因が絡み合っていることが多くみられるので、一つの症状にとらわれずに広い視野で改善方法を探す必要があります。

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