ストレッチをやっても効いた感じがしない
このような声がたびたび聞こえます。
どうせストレッチをやっても効かないから、やらない。
そしてコリや痛みが出てしまう。などということがあります。
ストレッチにも色々な種類がありますが、今回のストレッチについてはスタティックストレッチをメインにしたお話です
ストレッチが効かないのはなぜか?
・そもそも目的の筋肉が伸ばされていない
・かた過ぎて伸びている感覚を実感できない
この2つの可能性が大きいです。
まず、
目的の筋肉が伸ばされていない
自分では、しっかりストレッチしている感じでもちょっとした関節の角度や方向などの違いで、十分に筋肉が伸びていない場合があります。
筋肉は、必ず一つ以上の関節をまたいでついています。
そして、筋肉の始まりを起始(きし)、もう一方の端である筋肉の付着部を停止(ていし)と呼びます。
力を入れると筋肉が縮んで、起始と停止が近づくことで関節が動きます。
反対に、筋肉の起始と停止を遠ざけることで、ストレッチを行うことができます。
自分でストレッチをする際に、関節を伸ばしていたつもりでも微妙に関節が曲がっていたりします。
そんな時には、思ったようなストレッチ感が出ないことがあるのでやり方を見直してみてください。
次に
筋肉が硬過ぎて伸びている感覚を実感できない
もともと体が硬すぎる人、運動やトレーニングのやり過ぎで筋肉の疲労が強い場合などは、ストレッチをしてもただ痛いと感じたり、どこが伸びているか感じることができない場合があります。
そんな時には、無理やり伸ばすのではなくゆっくり伸ばして行き、ストレッチしている筋肉をしっかり意識しながらやる必要があります。
自分でストレッチを効かせるポイント
それでは、どうしたら自分でもストレッチを効率的に効かせることができるのでしょうか。
伸ばす筋肉を意識しながら、
以下の3つのポイントを押さえてください。
・リラックスする
・呼吸を意識する
・力を入れてからストレッチする
リラックスする
ストレッチをやる時に、自分で必要以上に力を入れてしまっていることがあります。
特に体が硬い人やストレッチに慣れていない人で多くみられます。
できるだけ力を抜くようにしましょう。
ストレレッチをやるタイミングとしては、お風呂上がりや寝る前などにストレッチを習慣化すると、気分的にもリラックスして、1日の疲労回復効果とストレッチ効果が相乗効果として現れますのでおすすめです。
呼吸を意識する
呼吸一つでストレッチ効果は数段アップします。
目的の筋肉を伸ばす時には、ゆっくり息を吐きながらストレッチしてみましょう。
これを2、3度繰り返すと伸びていく感覚がわかると思います。
どうしても力が抜けない場合は、ストレッチをする前に1分程度、深い深呼吸をしてからやってみましょう。
すると、力みが抜けてきます。
力を入れてからストレッチする
これは、筋肉の性質を利用したストレッチ方法です。
例えば、ハムストリングを伸ばすストレッチの場合
床に座り、膝をやや曲げて両足を前にだします。
両手で爪先をつかみ、自分で膝を伸ばすように力を入れます。
すると少しずつ膝が伸びていき、ハムストリングのストレッチになります。
これは、少し専門的なお話になりますが、拮抗筋の働きを利用したストレッチ方法になります。
興味があったら試してみてください。
最後に
この3つに加えて、やはり起始と停止をイメージしてやってもらうとさらに効果的ですが、そこまではハードルが高いと思いますので上記の3つを意識してストレッチするだけでも、伸びてる感じが掴めると思いますのでぜひ、自分に合った方法を見つけて試してみてください。
補足として、整体やマッサージを受けて筋肉や関節の動きが良くなったあとでストレッチしてもらうと、どこの筋肉が伸ばされてるかより感じやすくなります。
おしまい。
長野市篠ノ井の整体 肩のお悩み、腰痛、スポーツ整体ならコンディショニングハウス「みずき整体院」にお任せください。