長野市 野球肩と一言でいっても原因は色々です
野球肩、投球障害肩と言われるものにはどういったものがあるの?
野球肩ってひとつじゃないの?
こんな疑問があったら読んでみてください。
野球肩とはボールのスローイング時に痛みが出る症状です。
野球肩は投球障害肩とも呼ばれます。
成長期には、リトルリーガーズショルダー
成長期には、上腕骨に成長軟骨である骨端線があり、肩に近い方の骨端線の疲労骨折がみられるものをリトルリーガーズショルダーと呼ばれています。
成人の投球障害肩では
・腱板損傷
棘上筋の損傷が多い。肩峰下インピンジメント(棘上筋)、烏口下インピンジメント(肩甲下筋)、インターナルインピンジメント(棘上筋、棘下筋)などが背景にあると起こりやすい
・関節唇の損傷
SLAP(スラップ)損傷やBennett(ベネット)損傷
・上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうけんえん)
上腕二頭筋(長頭)の付着部の炎症により痛みがでる
・肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)
肩峰下にある滑液包に炎症が起きて肩に痛みがでる
・肩甲上神経損傷
神経の通り道がふさがれ(棘上筋、棘下筋に影響)、腕が上がりにくい、筋委縮などがでるもの
など野球肩と一言でいっても様々あります。
投球をして違和感や痛みがでる場合は、体に不具合が起きている証拠です。
例えると、パズルの1ピースがたりないため完成しない。というような感じ。
からだもどこかのパーツに問題が起きていることでうまく動作できなくなり、結果的に投球時に一番負荷がかかる肩のいたみとして現れるだけです。
もし、肩が強い人は股関節や腰痛などがでるかもしれません。
それが筋疲労なのか(オーバーユース)、からだの使い方が間違っているのか(ミスユースやマルユース)、無理があるフォームなのか、痛みがでる場合には一つずつチェックすると解決策がでますよ。
スローイングで肩の痛みが長引くときは、現在の自分の状態をわかったうえでの改善方法なり、リハビリなどが必要です。
患部の炎症をおさえながら、負担を減らすアプローチや可動域の確保、疲労回復などですね。
まずは、現在の痛みの原因を知っておくことが大切になり、それに対しての部分的なアプローチと関節のアライメントや筋肉、柔軟性などバランスを整えるための全体的なアプローチが早期復帰につながります。
これまで。
長野市 肩のお悩み、スポーツ障害の整体ならコンディショニングハウス「みずき整体院」へお任せください。