捻挫は治ったはずなのに、足首の痛みがとれない。
足首の曲げ伸ばしがしにくい、硬く感じる。
このような現象がでている時には、足首の脂肪体が問題になっていることもあります。
【足首の痛み】脂肪体が原因?
足首、いわゆる足関節のまわりにも脂肪組織があるのはご存知でしょうか?
足関節にある脂肪組織が硬くなることで、足首の可動域に影響していることも少なくありません。そして、可動範囲が狭くなることで足首周りのつまりや痛みが取れないということがあります。
足の関節は、下腿と距骨(きょこつ)と呼ばれる足の骨とで関節がつくられています。
これを距腿関節(きょたいかんせつ)と呼びます。
距腿関節は、ほぞ凸(距骨)がほぞ穴凹(下腿)に入り込むような関係にあります。
足関節には、脂肪組織があります。
足首を曲げる時には(背屈)、前側の脂肪組織が足関節に入り込むようになります。
ところが脂肪組織に硬さがあることで、脂肪組織が足関節の外で止まってしまうと、足を曲げる際に障害物になるので曲がりにくくなります。これが足関節の詰まりの原因になります。
このような状態を続けていくと痛みも出やすくなります。
次に、足首を伸ばす際には(底屈)、アキレス腱の前側にあるケーガーズファットパッドと呼ばれる脂肪組織の柔軟性が重要になります。
足首を伸ばす時には、距骨がやや前方に移動することでしっかり足を伸ばすことができるのですが、ケーガーズファットパッドに硬さがあると、距骨が前方移動する際に妨げになってしまいます。すると足首が伸ばしにくいという現象がおこります。
このように、足首の脂肪組織には重要な役割があります。
捻挫は治ったはずなのに痛みや詰まりが残る場合や、日常生活やスポーツにおいて足首の動かしづらさや痛みを感じる場合には、足関節の脂肪体が原因になっている場合もあります。
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