スポーツ障害は1回の急激な外力が加わって起こるものではなく、練習や試合などの繰り返しの負担が部分的にかかることで発生するものです。
その為、日頃から身体のメンテナンスを行うことでスポーツ障害を予防できることがたくさんあります。
ストレッチを習慣化して【スポーツ障害を予防しよう】
普段の練習や試合などで、体に痛みがなくプレーできて調子がいいときには、身体のメンテナンスをあまり重要に考えないことが多くあります。
しかし、一流選手やプロ選手をはじめ、自分の身体を大事にして長くスポーツを続けていこうという人は、調子が良くてもこまめに身体チェックを行っています。
疲労の蓄積は目に見えない形で徐々に体に溜まってきます。
だからこそ、調子が良いときに自分の身体チェックをしておくことが重要です。
だれでもすぐにできるのが柔軟性のチェックです。
つまり、
ストレッチを習慣的に行うことで簡単にチェックできる
筋肉の疲労は、ストレッチをすることで確認できます。
筋肉が疲労してくると硬くなります。
ストレッチすると筋肉が伸びなくかんじるものです。
つまり、可動域が狭くなっているということ。
ストレッチをした時にいつもより伸びない感じがしたら、筋疲労がでている何よりの証拠。
自分の体に敏感な人では、ストレッチした時に今日は伸びにくい、硬さが強いな、とすぐ気づきますが、この感覚が身につくには個人差があります。
日常あまりスポーツをしていない人や小・中学生では、ストレッチの感覚が分からない場合があります。
そんな時は、少しずつでも日常にストレッチを取り入れるだけで大丈夫です。
なぜストレッチをやるのか、ストレッチの種類ややるタイミングが知りたい場合はこちらの記事を読んでみてください。
自分でストレッチをやる時のポイントは
左右で硬さを比べてみる
例えば、
背伸びをして頭上で両手を組み、左右に体を倒します。
この時に左へは体が倒れやすいけど、右に体を倒そうとすると左脇腹の突っ張り感が強くて伸びにくいな。
とか、
アキレス腱のストレッチをやってみて、右側のふくらはぎは気持ちよくのびるけど、左は膝裏やふくらはぎにものすごくつっぱり感を感じる。
こんな感じで、同じストレッチを続けてみてその日の体のチェックを繰り返していると。自然とその日の筋肉の硬さやストレッチ感を自覚できるようになりますよ。
そして、
硬い筋肉が見つかったらその部分にしっかりストレッチをかけることが大切です。
自分でやってもわからない場合には、指導者やトレーナー、専門の整体院などで指導を受けてストレッチ感を自身の体で感じながら行っていくと、自然にストレッチした感覚がわかるようになります。
基本的には、疲労を軽減する目的で行う場合のストレッチは静的ストレッチ(スタティックストレッチ)です。
ストレッチして硬い部分を感じたらゆっくり30秒以上は伸ばすようにしましょう。
この時呼吸も意識して、息を吐くときに伸びていく(柔らかくなっていく)ことを感じてください。
スポーツ競技の特性や体の使い方などで、硬さが出やすい部分は変わってきますが、まずはストレッチを習慣化して自分の身体に気づき、筋疲労の回復を促進していきましょう。
今回はここまで、
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